ヒンズー教の寺院。西暦812~838年頃の建設と推定される。
(仏教王国のシャイレンドラからヒンズー教王国のサンジャヤへ勢力が移った頃)
この遺跡はヒンズー教の神「シバ」崇拝を目的としており、中央の寺院の中にはLINGA(男性器を模した石柱)が祭られている。
また、中央寺院の側面には、アガスチャ(シバの変身)、ドゥルガ(シバの妻)、ガネシャ(シバの息子)のレリーフが設置されている。
永らく土中に埋まっていたが、1966年に農夫が土地を開墾中にこの寺院の先端を発見したもの。地表から6.5m深く掘って復元。
なお、この付近には、この寺院に付随する遺跡がいまだに眠っているらしいが、発掘が大変なので放置されている模様。
プランバナン周辺図
撮影時期:1996年06月 |
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