画面サイズ7インチのタブレット(マウスコンピュータ製LuvPad AD701)で、DOSBoxを使ってます。このタブレットの画面解像度は800x480。VGA(640x480)をワイドにした感じで、DOSBoxの使用に問題ないと思っていたのですが、思わぬ落とし穴がありました。Android 4.0で画面の下に常時表示されているナビゲーションバー(Navigation Bar)が邪魔なんです。
▼▼▼ 2012年11月3日追加 ▼▼▼
Webでいろいろ情報を漁ったところ、ナビゲーションバーを隠すアプリがGoogle Playで公開されていました。「Hide Bottom Bar」や「Honey Bar」といったツールです。ただし、root化が必須条件なんで試していません。
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▼▼▼ 2012年11月19日追加 ▼▼▼
さらにWebで情報を漁ったところ、LuvPad AD701は「標準状態でroot化されている」という情報があちこちのブログに記載されていました。試しに「Hide Bottom Bar」をGoogle Playから落としたところ、問題なくインストール完了し、作動しています。つまり、Navigation Barを隠す(hide)ことに成功しています。このタブレットはいったいどうなっているのでしょう。
▲▲▲ 2012年11月19日追加 ▲▲▲
(1) DOSBox(Android用のAnDOSBoxを使用)を起動してPC DOSをブートさせます。このタブレットではDOSアプリを使っています。
(2) テキストエディタの画面です。DOS画面の最下行がナビゲーションバーに隠れてしまってます。この行には日本語入力システムの状態が表示されているはずなんですが。。。
下はWindows用DOSBoxで同じテキストエディタの画面を表示させたところ。Windowsにはナビゲーションバーなんてありませんので、きっちり見えてます。
Android 4.0のDOSBoxでは、FEPの行がナビゲーションバーで隠れてしまってます。
Webで情報を漁ってみたのですが、このナビゲーションバーを隠すのは簡単ではないみたいです。出てくる情報はアプリ開発者向けのものばかりで、「ナビゲーションバーを隠して、開発中のアプリに全画面表示させるには、云々」というものばかり。ランチャーソフトでナビゲーションバーを隠せるものがないかと探してみましたが、見つかりませんでした。(2012年10月27日時点)
Windowsのタスクバーみたいに自動的に隠せるような設定があるんじゃないかと思っていたのですが。。。う~む。これならソフトウェアボタンなんぞ付いてないAndroid 2.xの方が良かったよ。。。トホホ。
仕方ないので、DOSBox側の画面サイズを縮小して対応させてます。
(1) DOSBoxのメニューボタンをタップして表示されるメニュー一覧の中から「Settings」をタップします。
(2) Settingsの中から「Resize Mode」をタップします。なお、処理速度を下げたくない場合は「Smooth Resize (Slower)」のチェックをタップして外してください。私は表示品質にこだわりたいので、チェック入れてます。
(3) 「Resize Mode」で「Fit Screen」をタップして選び、「OK」をタップします。
(4) 元の画面に戻ったら、再び「メニュー」ボタンをタップして、メニュー一覧を表示させ、「Resize」ボタンをタップして「Resize: On」とします。
(5) これでFEPの制御ラインまで正常に表示されました。しかし、微妙に縮小されてしまったため、文字の表示品質は劣化してます。
Android端末でも、慣れ親しんだATOK7互換のキーアサインで日本語入力をしたい、ということです。このLuvPad AD701には「Google日本語入力Beta」が標準でインストールされています。なかなか優れたIMEだと思いますが、Windows版ではATOK風のキーアサインが出来るのに、このAndroid版では非対応です。スマホやタブレットでの競合状況を考えると、ATOK風にする機能はこのまま付かないかも。