私の好きなインドネシア
ジャワ島旅行記


◆ジャカルタを走り回る

II  ジャカルタ

5月23日(火)

1.自動車の調達

 今日は、駐在時代に勤めていた合弁会社への御挨拶。それからあちこちへ
行かなきゃならいので、ホテルのカウンターで運転手付レンタカー(要はハ
イヤー)を依頼。朝の9時から夕方6時まで9時間使って Rp.125,000(約
¥5,200)。 「うむ、安いね。決めた。」とお願したものの、やって来たの
は 1978年製のトヨタ・クラウン! これって途中で(特に高速道路の
途中で)止まるんじゃないの? とはいえ、もう出発せねばならず、意を決
して乗り込む。

2.スリー・イン・ワン

 ジャカルタの中心通り Jl. M.H Thamrin, Jl. Jend. Sudirman, Jl. Gatot 
Subroto は平日 朝の 6:30(?)-10:00 の間、一般乗用車は3人以上乗っ
ていないと、乗り入れ禁止。この時間(9:00)では当方の自動車(運転手+
私=2人)は乗り入れる事が出来ないので、スマラン行きのチケット等手配
を依頼した旅行代理店が入っているスカイライン・ビルへ行き、10時まで
時間をつぶす事にする。Jl. Jaksa からスカイラン・ビルへは大通りを通ら
ず行く事ができる。私 駐在時は相乗り屋の子供を一人乗せて合計3人に
して、乗り入れていました。

3.旅行代理店にて

 旅行代理店はビルの一階にあり、駐在時代からよく使っていた馴染みの
会社。5日ほど前に、スマラン<->ジャカルタ往復のフライト予約・スマ
ランのホテルの予約を日本からファクシミリで依頼しており、確認の為 朝
一番で顔をだす。この代理店 窓口業務は全て女性がこなしており、私が
来店するや、「Apa kabar(ご機嫌如何?)」、「Ada oleh-oleh(お土産
ない?)」とうるさいこと! 当方 日本から購入して持って来た「コン
ニャク・ゼリー」でごまかす。
 フライトとスマランのホテルを確定。チケットの発券と支払いは翌24
日(水)になる。



旅行代理店の女性陣

4.ジャカルタ郊外のブカシ(Bekasi)へ

 10時をまわって、スリー・イン・ワン規制が解除されたところで、Jl. M.
H. Thamrin へ乗り込む。このボロ クラウン、エンジンの音も快調にジャカ
ルタ西方のブカシへ到着。ブカシはジャカルタから約30kmくらい離れて
いるのだけど、ジャカルタへの通勤圏化・工場進出のラッシュで、ジャカル
タに飲み込まれつつあるように思える。ジャカルタから締め出された Becak
(ベチャ:人力三輪車)がまだ沢山走っている町なんですけどね。

5.合弁会社で

 合弁会社に到着。駐在時代の同僚たち(日本人&インドネシア人)、皆懐
かしい~。仲のよかった現地人の営業部長に誘われて、近くのスンダ料理
屋「Sate Cirebon」で昼食。Ikan Gurame Goreng/Bakar(川魚Gurameの空揚
げと焼いたもの), Gado-Gado(煮た野菜にピリ辛のピーナッツ・ソースを
かけたもの), Gure Kambing(ココナッツ風味のヤギ・カレー), Sate 
Kambing(ヤギ肉の串焼き), Nasi Puti(ご飯) 等々、舌鼓を打つ。
 昼食後 しばらくの間、懐かしい面々との話しに没頭。社長(日本人)か
らは「歓迎で一席設けるから 晩飯を付き合う」よう言われ、夜はそのま
まシーフード中華の店「Nelayan」へなだれ込む。

6.シーフード中華料理店「Nelayan(インドネシア語で"漁師"の意味)」

 行ってみると 何のことはない、私以外に業務出張で来ている日本人が
7~8人おり、全員で25人の大宴会となる。社長からは「お前がここの料
理 一番詳しいから注文せい!」とのお言葉。「社長~。私は今日はお客様
でしょう (-_-)」と心の中でブツブツ言いつつ、手際よくウエィトレスに注
文する私。 一人当りRp.50,000(約¥2,000強)で済むように野菜・魚・鳥
肉を中心に発注(チョット セコかったかな。ロブスターのサラダやフカヒ
レのスープ食べたかったな~)

  NELAYAN
  Jl. Jend. Gatot Subroto
  Ged Manggala, Wanabakti
  Jakarta
  Tel. 570 0248
  4~5人以上でいくと、何種類か料理が選べて楽しめます。

7.カラオケ屋へ

 9時に会食終了。駐在時代の同僚から「カラオケ屋」へ行こうと強引に誘
われる。当方 最初は固辞する(^^;)ものの、お付き合い。(本当は久しぶり
なので、行ってみたい私) お店は Blok M 地区に新装開店したばかりの
「Yuki 2」。店がはねる午前1:00まで歌いまくる。隣についてくれた女
の子から今年の大ヒット曲 Memes(若い女性の歌手) が歌う「Terlanjur 
Sayang」のリクエストがあり、かけてみると結構いける。(翌24日 テー
プとCD両方を購入)


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