円盤(BD-R)の使用について

BD-Rの生産縮小・終了

7年程前からデータBackup用メディアとしてBD-R(書込み用Blu-ray)を利用してきましたが、昨今のBlu-ray生産終了のニュースにかんがみ、メインBackupメディアとしての使用をやめることにしました。

ソニーがBlu-rayやMDの生産を終了 (2025/01/24付け)

記録済BD-Rの量と中身

これまでBackup用途に作成したBD-Rの枚数は次の通り。中身は動画投稿サイト(ニコニコ動画YouTube等)に投稿してきたMMD動画ファイル(形式:MP4)です。投稿開始が2015年なのでけっこうな量に達してます。

25GB BD-R x 30枚
50GB BD-R x 7枚
合計 37枚
なおそれぞれもう一枚同じBackupメディアを作成しており、BD-R総枚数は2倍の74枚です。薄っぺらなディスクとはいえ、個々にプラスチックケースへ入れているため並べるとかなりの量です。(BD-RはDVD-RやCD-Rに比べて記録面の耐久性が低いらしいので、不織布ケースは使わず1枚づつケースへ入れています)

記録されているデータの総量は(別メディア複写時にチェックしたところ)905GBでした。BD-Rディスク総量(25×30+50×7=1100GB)の約82%ですね。ディスク容量に若干余裕を持たせるようBackupしてきたので、こんなところでしょう

新しいBackup媒体はHDD使用

上で”別メディア”と紹介した新しいBackup媒体はこの為に追加した内蔵SATA HDDです。サイズは2TB。これは同じPC内の別ドライブへファイルを移動させているだけなので厳密には”Backup”と呼べないものかもしれませんが、ファイル置き場の利便性としてはBD-Rよりはるかに優れています。数十枚に分かれて保存されていたファイルを同じドライブ内に配置できるので検索性は高いし、読み出し速度は圧倒的です。過去に作成した動画(MP4)をチェック(確認)したい場合などには極めて重宝します。

この状態でしばらく運用し問題ないようならばもう一台のPC(SubのPC)にも2TB HDDを追加してBackupを二重化します。

オフサイトのBackupについて

オフサイト・バックアップというとクラウド利用が一般的みたいですが、私の場合は”落雷時”の被害回避が目的です。その点、BD-Rは目的にあったメディアでした。あとBackup作業時のみ電源を入れLAN経由で接続するUbuntu機x2台も非使用時は電源・LANケーブルは抜き完全なオフライン状態としていました。今後もUbuntu機に頑張ってもらう予定です。(Ubuntu機はサポート切れWindowsが入っていたPCを使っています。Sambaを入てるだけなので作動も軽く十分利用できてます。)

▼▼▼ 2025/04/25 07:45追記 ▼▼▼

作成しているMMD作品のほとんど全てが音楽動画なので、その音楽著作権の扱いを考慮すると自分用のスペースとは言えネット上にファイルをUploadするのは問題ありでしょう。クラウド運営元からの削除可能性もあるわけで、安全な保存スペースとは言えません。

▲▲▲ 2025/04/25 07:45追記 ▲▲▲

補足

BD-RからHDDへのリカバリ時エラーについて

37枚のBD-Rディスク中、50GB BD-R1枚にコピー・エラーが発生しました。幸いもう一枚のBackup BD-Rからはコピー成功で、データ・ロストは回避出来ました。Backupメディアを2枚作っておいて正解でした。

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