AmazonのDL(MP3)販売で「Ego Flos Campi」の演奏を購入しました。
気に入っており繰り返し聴いています。
◆購入した録音(以下、3点)
・Pro Cantione Antiqua版 (1977)
恐らく昔(1978~1979)NHK-FMで聴いたのはこの録音だと思います。当時、古楽の合唱はこの団体とDavid Munrowのレコードがよく放送されていました。この曲のみ購入。
・Tallis Scholars版
この団体の録音を購入するのは「Christmas Carols and Motets」(カセット)、「Missa Pange Lingua/ Missa La sol fa re mi」(CD)以来。素晴らしい歌唱だと思います。この曲のみ購入。
・Stile Antico版
前から欲しいと思っていた団体の録音。アルバム「Song of Songs」(全20曲)一括で購入。素晴らしいです。
◆意外に異なる演奏
演奏者による差はそれほど無いんじゃないかと思ってましたが、意外にありました。聴いてすぐに分かる点のみ記載しておきます。
・テンポ
Stile Antico版はかなりゆっくりとしたテンポ。Pro Cantione AntiquaとTallis Scholarsの演奏が4分強なのに比べて6分超えてるんですよね。でも「たるい」という感じはしない。これはこれで適切に聴こえる。
・ピッチ
これはかなり驚いたんですが、Pro Cantione Antiqua版は他2つに比べて1音半ほど低い。当時(16世紀)の調律やピッチについて調べてみることにします。
なお、私は絶対音感なんてありませんから、Audacityを使って曲の歌いだし部分(単旋律の部分)をチェックし音の高さを確認しています。(以下に貼り付けたイメージを参照ください。)