先月(2025年10月)購入した外付けSSDを試し始めました。
・モデル:SSD-PG500U3-BC
容量:500GB
USB3.2対応
メーカWeb
https://www.buffalo.jp/product/detail/ssd-pg500u3-bc.html
OS入れ直しの際のBackup用として購入を考えていたのですが、この8月に『Windows11でSSDが破壊される』云々という報道があり、購入を躊躇していました。
・Windows 11最新パッチ、大容量データコピーでSSDアクセス不能になるバグ。なお、コントローラの問題ではない (PC-Watch)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2040183.html
10月に入り、どうやら沈静化した模様だったので入手。しかし入手当初は用心のためUbuntuに繋いでデータ複写を試していました。
しかし、なんとなく複写の進捗が早く感じないのです。
試用に使ったUbuntu PCは旧式機(Vostro 260S)でUSB3は非搭載。PCIeのUSB3 I/Fボードを追加してのテストだったので本来の性能を出せているのかも不明。「lspci」を使って調べてみると一応ドライバーはあっているみたいなのですが…
という訳で、そろそろWindows 11に繋いでも大丈夫だろうと判断し、テストしてみました。(Windowsで使えないと意味ないので)
◆テスト状況
※一回目
・複写元はMain-PCの起動ドライブ(m.2 SSD)に保存しているファイルのうち242GB。OS入れなおす際にはもっとも重要なファイル群です。
・複写先:今回購入したSSD「SSD-PG500U3-BC」
・複写方法:エクスプローラを2つ開き。それぞれに複写元と複写先を表示させて、複写元をコピーし複写先へペーストする操作で実施。
・複写に要した時間:約1時間57分。
期待したほど速いとは感じない。もちろんSSDでも『10GB複写するには10分程度必要』等という情報を聞いたことがあるので、それに比べれば遥かに速いと言えるのでしょうけど。(242GB複写だと242分、つまり4時間2分必要となる)
※二回目
・複写元と複写先は一回目と同じ。
・複写操作はコマンドラインでrobocopyを使いました。
・複写に要した時間:約1時間51分。
少し速くなりました。
後日、機会があったら複写ツールとして有名なFastCopyを試してみましょう。
※三回目
外付けHDDがあるので比較のため試してみました。
・複写元1回目/二回目と同じ。今度は複写先として「HD-PCG1.0U3-BBA」を接続。
メーカWeb
https://www.buffalo.jp/product/detail/hd-pcg1.0u3-bba.html
・複写操作はコマンドラインでrobocopyを使用。
・複写に要した時間:約2時間31分。
SSDより34分長くかかりました。しかし圧倒的に時間がかかるという訳でもない。
SSDとHDDを比較したメーカ資料にはSSDが圧倒的に速い(2倍以上?)という雰囲気のグラフが載ってますよね?
ディスクからディスクへの複写作業にはさまざまな要因が絡んできますから、カタログ値の通りとはいかないケースもあるのでしょう。OSの入れ直しを行うのがいつになるのか不明ですけど、速度だけに目を奪われず、確実な作業を心がけることにします。
あと、SSDは通電しないで長期間放置すると記録内容の保持に問題があるという記事を見かけており、お引っ越しの際の一時的保存に限定して使うつもりです。
・電源が入ってないSSDは徐々にデータを失う危険性があり長期保存用として難あり
https://gigazine.net/news/20251125-unpowered-ssds/