モテット「Ego Flos Campi」(Jacobus Clemens non Papa)購入

AmazonのDL(MP3)販売で「Ego Flos Campi」の演奏を購入しました。
気に入っており繰り返し聴いています。

購入した録音(以下、3点)

・Pro Cantione Antiqua版 (1977)
恐らく昔(1978~1979)NHK-FMで聴いたのはこの録音だと思います。当時、古楽の合唱はこの団体とDavid Munrowのレコードがよく放送されていました。この曲のみ購入。

・Tallis Scholars版
この団体の録音を購入するのは「Christmas Carols and Motets」(カセット)、「Missa Pange Lingua/ Missa La sol fa re mi」(CD)以来。素晴らしい歌唱だと思います。この曲のみ購入。

・Stile Antico版
前から欲しいと思っていた団体の録音。アルバム「Song of Songs」(全20曲)一括で購入。素晴らしいです。

意外に異なる演奏

演奏者による差はそれほど無いんじゃないかと思ってましたが、意外にありました。聴いてすぐに分かる点のみ記載しておきます。

・テンポ
Stile Antico版はかなりゆっくりとしたテンポ。Pro Cantione AntiquaとTallis Scholarsの演奏が4分強なのに比べて6分超えてるんですよね。でも「たるい」という感じはしない。これはこれで適切に聴こえる。

・ピッチ
これはかなり驚いたんですが、Pro Cantione Antiqua版は他2つに比べて1音半ほど低い。当時(16世紀)の調律やピッチについて調べてみることにします。

なお、私は絶対音感なんてありませんから、Audacityを使って曲の歌いだし部分(単旋律の部分)をチェックし音の高さを確認しています。(以下に貼り付けたイメージを参照ください。)

参考:モテット「Ego Flos Campi」(我はシャロンの薔薇なり)

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