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DOSBox環境の変更

DOSBoxでWindows 95を作動させるDOSBox環境の変更Diskイメージの作成インストール事前準備インストール補足

設定ファイル「dosbox-0.74.conf」を編集

標準環境ではインストール中に不具合が出る可能性あり。いくつか変更します。

(1) スタートボタンをクリックし、「すべてのプログラム」->「DOSBox-0.74」->「Option」と選択し、「DOSBox 0.74 Options」をクリックします。「dosbox-0.74.conf」というファイルがメモ帳で開くはずです。


次の箇所を変更します。

(a) 「machine=svga_s3」と書いてある行の先頭に「#」(半角)を入れてコメントアウトし、「machine=vgaonly」とその下に追加します。「machine=svga_s3」のままだと、インストールの途中で画面の表示がメチャクチャになります。Windows 95のインストーラーが互換性のないS3用ビデオドライバを当てているためのようです。必ず「machine=vgaonly」へ変更してください。
さらに、すぐ下の「memsize=16」も「#」を行頭に追加してコメントアウトし、「memosize=31」を追加します。31とは随分中途半端な数字ですが、32にするとDOSBox起動時に「Memory sizes above 31 MB are NOT recommended」(31MBを超えるメモリーサイズは推奨しません!)と怒られるため、やむなく31としています。

(b) 「cputype=auto」の行頭に「#」を追加してコメントアウトし、「cputype=pentium_slow」を追加します。これについては、DOSBoxユーザの掲示板で推奨されているもの。
http://vogons.zetafleet.com/viewtopic.php?p=279017外部サイトのページへリンクしています
最初のコメントのはじめのほうに「ONLY USE CPUTYPE=PENTIUM_SLOW in DOSBOX.CONF. USE NO OTHER PARAMETERS」(DOSBOX.CONF内ではCPUTYPE=PENTIUM_SLOWのみを使用のこと。これ以外のパラメータは使わないこと)とあります。ただし、この変更については、その実効性を確認はしていません。

(c) 一番最後の[autoexec]項目に次の2行を追加します。
mount x c:\test\win95
x:

作業用フォルダー「C:\test\win95」をXドライブとしてマウントし、カレントドライブをそのXへ移動する設定です。マウントするドライブレターは「X」以外でもかまいませんが、AやB(Floppy Disk)及びCやD(Windowsのインストールで使用するHDDのドライブレター)、そしてZ(DOSBoxがデフォルトで使用)以外にしてください。なお、以下の説明はXドライブへマウントしていることを前提にしています。

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