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プランバナン寺院(2)
プランバナン寺院のうち最大の規模を誇るシバ寺院。高さ約47mに達する。
東側正面やや南側からの撮影。
この寺院は、別名「ロロ・ジョングラン(Loro Jonggrang:ジャワ語で「痩身の乙女」の意味)」とも言われる。
かつて、求婚者に無理な要求(一晩に千の寺院を造る事)を課して婚姻を断ろうとした乙女 ロロ・ジョングランが求婚者の怒りを買い、
この寺院のなかに祭られている「Durga(Sivaの妻)」の像
に姿を変えられたという言い伝えがあることから、この別名がついたと言われる。(参考:
ロロ・ジョングランの伝説
)
また、このシバ寺院と隣のブラーマ寺院には、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」の話がレリーフとして側壁に刻まれているのも有名です。
「ラーマーヤナ」は紀元前4世紀~紀元2世紀頃にかけて成立したお話のようです。同じくインドの叙事詩で有名なマハーバーラタよりも前らしい。
あらすじは;
コサラ王国の王子ラーマは腹違いの弟バラタ王子の母親カイケイ妃の奸計により、14年間 国外追放されます。ダンダカの森で隠遁生活を送りますが、妻のシンタが魔王ラワナの目にとまり、ラワナの手によって誘拐されてしまいます。
誘拐されたシンタを救出する為にラーマ王子は猿王スグリワの助けを受け、シンタ救出に向かいます。(有名なハヌマンはスグリワの腹心の将軍です。)
ラーマ王子の率いる軍勢とラワナの軍隊の戦いはラーマ側の勝利に終わり、ラーマはシンタと共にコサラ王国へ凱旋し、王位につきます。
と、いったところでしょうか....
・関連ページ:
ラーマーヤナバレーの思い出
プランバナン周辺図
撮影時期:1994年02月
プランバナン寺院(1)
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ラーマーヤナ レリーフ (1)
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