私の好きなインドネシア2002年列車でジャワ島一周

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02 Argo Bromo Anggrekに乗る

目次

旅行記

資料・写真

本文

Argo Bromo Anggrekに乗る

10/16(水)

特急列車 Argo Bromo Anggrek(ジャカルタ行)の発車時刻は午前9時。

駅をじっくり見たかったので、7時半にはホテルをチェックアウトし、タクシーでPasar Turi駅へ向かいます。この時間だと、さすがにまだ道路は空いており、10分少々で駅に到着。(タクシー代はRp.10,000)


切符売場:カウンター
Eksekutifクラス及びBisnisクラス車両(要は指定席車両)専用の発券所

さて、切符売場のインフォメーションで、他駅発のArgoの切符を購入できないか聞いてみたところ「可能」という返事。昨夜から「ジャワ島を一周出来ないか?」と迷っていたのですが、これで決まりです。10/19(土)のArgo Wilis(Bandung -> Surabaya)のチケット(Rp.195,000)を購入! あとは、スマランからバンドゥンへ10/18(金)までに、なんとかしてたどり着けば良い^_^;。

切符を購入後、8時過ぎにはホームに入り、ベンチに座って駅の様子を眺めます。当たり前のことかもしれませんが、スマランのTawan駅に良く似ています。この駅もオランダ統治時代からあるんでしょうか。引き込まれている線路は、確認できた範囲では1~3番線まで。(実際には7番まである模様)
1番線には、列車の乗降ドアに合わせた高さのホームが設置されています。

パサール・トゥリ駅のホームにて

08:45頃、ジャカルタからのエコノミー列車Kertajayaが3番線に到着。
08:50頃、Argo Bromo Anggrekが1番線に入線。客車は7両編成(全てEksekutif)だったと思います。この他に真ん中へんに食堂車。そして発電車両もあったはず。私が座ったのは、第5車両の進行方向左の窓側席です。車内は満席の模様。

1番線に入線してくるArgo Bromo Anggrek
この写真は、2003年10月撮影のものです。

1番線に入ってくる列車Argo Bromo Anggrek
サイレンの音が結構うるさいです。しかし、この5分ほど前にジャカルタからのエコノミー列車が3番線に着いたばかりで、まだ降りている人がいる状態^_^;。Argo Bromo Anggrekが入線してきたときには、まだその乗客が線路を跨いで出口へ向かっているところでしたから、このうるさいサイレンも仕方ないのかも。

残念ながら、車両の外観はボロボロ^_^;です。窓ガラスも傷が多い。やっぱり投石のせい? もちろん、メンテする予算がないであろうことも推察できますが。。。。

スマラン到着までを時間順に纏めておきます。通過駅については、気がついた範囲で書き留めています。下記以外にも多くのローカル駅がありますので、ご了解下さい。なお、スラバヤを出発後、スマランまで停車駅はありません。

09:03 スラバヤを出発。
Pasar Turi駅を発車(車窓からの眺め)
09:25 紅茶とお菓子を配ります。(切符代に含まれている。)
09:35 Lamongan駅を通過。
09:56 Babat駅を通過。
10:44 Solo川を渡る。
10:55 Wadu駅を通過。
11:04 Randublatung駅を通過。
11:10 少々早めですが、昼食を配る。(切符代に含まれている。)
メニューは、ご飯、クルクップ(海老セン)、ジュルック(ミカン)、牛肉の煮込み、ゆで卵を揚げた物、揚げ豆腐を煮た物、ミネラル・ウォーター、そして紅茶。
11:14 Doplang駅を通過。
12:15 左側に山が見えてきました。恐らく、Ungaran山(2050m)?
12:16 左側(つまり南方面)から合流してくる線路が見えます。この線路はソロ方面からものでしょうか?
12:25 スマラン(Tawang駅)到着。(予定時刻は、12:23でした。) なお、駅に入る直前の個所で、線路が水に浸かりそうな場所があり、驚かされます。乾季でこんな具合では、雨季を想像するのも恐ろしい。

スマランの駅の周りは水浸しというのに、道中 外を眺めていて気がついたのは、干ばつの酷さです。ほとんどの田んぼが枯れはてて、ひびだらけでした。用水路や小川も水が枯れているところが多い(というか、ほとんどです。) 水不足が新聞で報じられていましたが、この目でよく確認できました。
東ジャワの田園風景(車窓からの眺め)

さて、私と同様にスマランで途中下車したのは、乗客の1割程度だったでしょうか。下車したあと、直ぐに翌日(10/17 木)のジャカルタ行き列車のチケットを購入します。昨年(2001年)6月に乗車したArgo Muria(Semarang -> Jakarta)を今回も利用。ただし、料金は、Rp.170,000と(昨年は、Rp.130,000)、結構値上がりしていました。

スマラン、ホテルを探す

Tawang駅(※1)でジャカルタ行きの切符を無事購入。次は、ホテルを探さねばなりません。(スラバヤから電話で予約しようと思ったが、繋がらなかった。<ガイドブックが古くて番号が変わっていた為^_^;)

※1:Tawang駅については、次のページをご覧ください。
スマランとその周辺タワン駅


駅のタクシー乗り場で運転手に料金を聞くと、「Rp.30,000/hr.で最低2時間」という返事。『う~ん、ちょっと高いな。。。』と思ったのですが、駅からホテルまで歩いて行くわけにもいかないので、2時間で使うことにしました。(このあと、バンドン、スラバヤでも判で押したように『Rp.30,000』というタクシーばかり。<なんで統一されているのだろう?)

まず、安ホテルのDibya Priへ行ったのですが「満室」! 仕方なく通りを挟んだお向かいのMetro Hotelへ。なぜか一番良い部屋(Executive)しか空いてなかったのですが、税・サ込みでRp.234,135。これはバーゲンですね。『チェックインできるのは午後4時過ぎ』と言われましたが、お願いすることにしました。

Metro Hotel
 Jl. Haji Agus Salim 2-4
 Semarang 50138, INDONESIA
 Tel. 024 3547371
 Fax. 024 3510863
 確か3星クラスのホテルです。

ホテルが決まれば、あとは街中を見学見学!
前から気になっていたPoncol駅(主にEkonomiクラス列車用の駅) を見学しています。

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