私の好きなインドネシア2004年スマトラ“装甲”列車の旅

<<前のページ(08)次のページ(10)>>

09 Siantar行きは断念

目次

旅行記

資料・写真

本文

10月19日(火)
Rantauprapat往復がかなり体にこたえてしまったらしく、目が覚めたら8時。完全に寝過ごしである。のんびり朝食を食べている時間はないので、大急ぎで身支度しメダン駅へ向かう。

9時前にメダン駅に到着し、09:10に出発していくSri Bilah Utama(10/17に乗車した列車)をビデオ撮影。メダン駅の施設の位置をメモしながら、Siantarへ行くべきか考える。

YouTubeで再生メダン駅を発車する列車Sri Bilah Utama

問題なのは;

1. Siantar到着後、折り返しの復路乗車券を購入できるか?
時刻表だと、Siantar行きDolok Martimbangは13:14にSiantar着。そして約30分後13:45に折り返し発車となっている。はたして切符が買えるか不安になる。もちろん、切符が買えなければ、自動車で帰ってくるのを考えてはいたが、簡単に自動車(タクシー)がつかまるか? Rantauprapatで駅前にベチャしかいなかったことが、思い出される。

2. 17日に乗車したSri Bilah Utamaの酷い揺れが不安を倍加させる。Siantarへ行く途中の大半はSri Bilah Utama(Rantauprapat行き)と同じ路線なのである。同じように揺られたら体がもたん。

とにかく、Dolok Martimbangに乗り込んで、席に座ってみて決めることにした。

10:00ちょっと前に、Dolok MartimbangがPerok 1へ入線してくる。これはSiantar始発。メダンで折り返し運転である。不思議なことにあんまり混んでいない。空席が目立つ。
さて、車内清掃が終わるまで乗車は出来ない模様。編成は、機関車 - 貨物車(1) - Bisnis(2) - Ekonomi(1) と短い。

YouTubeで再生メダン駅に到着する列車Dolok Martimbang

YouTubeで再生Dolok Martimbangを牽引する機関車の入線と連結

10:10頃乗車OKとなる。乗りこんでみて指定の座席に座ってみる。車内はエアコンがないのでムッとする感じで暑い。座席の座り心地は可もなく不可もなく。走り出して揺られてみなければ分からない

Dolok Martimbang車内(Bisnis)


シート
破けている座席多い(^^ゞ。

さて、残念だが止めることにした(^^ゞ。これで約3時間揺られたら体がもたないだろう。割れたままの個所が目立つ窓ガラスも、私を怖気づかせてくれる。やはり装甲車両が良いのである。


発車を待つDolok Martimbang

決心すると、さっさと列車からおり、発車していくDolok Martimbangをビデオ撮影して(さらば、Dolok Martimbang)、メダン駅を後にした。

YouTubeで再生メダン駅を発車する列車Dolok Martimbang

ご参考乗車レポート「Dolok Martimbang」
半年後の2005年3月にようやく乗車しました。

タクシーでホテルへ戻って一休み。午後は、タクシーを時間極めでお願いし、CDや地図を買いに出かけた。そして夜は、再び在住のH氏ご夫妻と食事。華人街の美味しいスチーム・ボートのお店を紹介していただく。

Awie
Jl. Semarang No.89 / 18

スチーム・ボートを食べるのは、ひょっとしたら10年ぶりだろうか。一人旅だとなかなか注文できない料理である。美味しかった。食後は同じ華人街でお店をかわり、Es Teler(かき氷)をいただく。明日帰国なんで食べまくりである(^^ゞ。


次回は、Siantarで宿泊できる日程を立てて、Dolok Martimbangに挑戦してみるか。

↑ページ最上部

私の好きなインドネシア2004年スマトラ“装甲”列車の旅

<<前のページ(08)次のページ(10)>>